白ゆりのこと
公開 / 最終更新
アパレル業界で培ったコミュニケーション力を活かして利用者様との信頼関係を築く

アパレル業界という介護とは全く異なる業界から、未経験で介護度3以上の方が入所される特別養護老人ホームに転職し、前職で培ったコミュニケーション力を活かして活躍しているK・Iさん。
介護の仕事には一ミリも興味が無かったというK・Iさんが、どのようなきっかけで介護の仕事・白ゆりを選んだのか、お話を伺いました。
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目次
一ミリも興味がなかった介護の仕事への転職を決意したきっかけ
ー介護の仕事には以前から興味があったんですか?
実は、以前から友達には「介護の仕事が向いている」とは言われていたのですが、一ミリも興味がありませんでした(笑)。
ーそこからどういったきっかけで介護職への転職を決意したのですか?
一番のきっかけは、コロナの流行でアパレル販売の仕事に大きな変化があったことです。コロナ禍でお客様がほとんど来ず接客の時間が激減したことで、色々と考える時間が増え、北海道でこれ以上のキャリアアップは難しいと考えるようになりました。また、お休みがシフト制から曜日固定の2連休になって、祖母の在宅介護をしていた両親の手伝いをするようになりました。その時に、介護をすることが嫌じゃない、と気づいたのが介護職に興味を持ち始めたきっかけです。
その後、まずは資格を取ってみようと思い、資格取得の学校を探しました。その中でちょうど休みの曜日と合うカリキュラムがあり、受講することにしました。これまでとは全く異なる分野を学んだのでとても新鮮で、学ぶうちに介護の仕事ができそうだなと感じて介護職への転職を決意しました。
面接で包み隠さず話してくれた白ゆりへ

ー白ゆりへはどのような経緯で応募されましたか?
紹介会社を経由して入社したのですが、白ゆりは担当の方が「白ゆりは良い所ですよ!」と推してくれたんです。未経験ということもあって、デイサービスなどの介護度の低い事業所への応募を考えていました。でも、特別養護老人ホームなどの身体介助が多い所を経験しておくのも良いと担当者の方からアドバイスをもらい、白ゆりの面接と見学に行く事にしました。
ー面接と見学をして、最終的に白ゆりを選んだ理由を教えてください。
施設の雰囲気が良かったことと、面接で施設長が仕事の大変さや給与面について、包み隠さず詳しく説明してくれて信用出来る所だな、と感じて白ゆりに決めました。
入社したばかりの頃は毎日膝が笑っていた
ー未経験で介護度3以上の方が入所されている特別養護老人ホーム、不安はありませんでしたか?
正直、入社前は「介護度3」と言われてもあまりピンこなくて、詳しく調べたりもしなかったので不安はありませんでした。それよりも、とりあえずやってみよう、という気持ちでいました。
逆に、入社してからの方が大変でしたね。利用者様の身体介助をする時の、自分の身体の使い方が下手で、無理やりやろうとして色んな所が痛くなったり、毎日膝が笑った状態で帰っていました(笑)。
私と同じような小柄な先輩が無理なく介助をしているのを見て、介護職は専門技術職なんだなと感じました。でも、先輩方が介助の仕方や必要に応じた道具の使い方を丁寧に教えてくれて、少しずつ自分も出来るようになっていきました。
先輩や上司の手厚いサポートで少しずつ一人前に
ー入社後はどのように教えてもらっていましたか?
入社して3ヶ月くらいは先輩がついて身体介助の仕方なども含めて丁寧に教えてくれていました。夜勤も入社して半年した頃にOJTからスタートしました。介護の資格取得学校で、OJTが1ヶ月しかなかったり、すぐに一人で夜勤に入った、という話も聞いていて少し心配していましたが、白ゆりはその人のペースに合せたOJT期間を設けてくれていました。
ー介護の仕事を始めて苦労したことはどんなことでしたか?
入社した頃、オムツの当て方が上手くできず、漏れてシーツや服が汚れてしまい交換する…というように仕事を増やしてしまっていました。また、身体介助もまだ下手だったので、オムツ交換をするのに15〜20分かかり、夜勤の時には全員交換するのに2時間もかかっていました。
そんな時、介護主任が上の方と相談して、オムツメーカーの会社さんからアドバイザーの方を呼んでくれたんです。オムツの構造を説明しながら付け方を教えてもらえたことで、理解も深まり、オムツ交換がスムーズになりました。先輩や上司の方々が自分の技術の向上のために対応してくださってありがたかったです。上手く介助ができず大変に感じる時期もありましたが、周りの手厚いサポートのおかげで少しずつ一人前になれたと思います。
前職の「接客スイッチ」をオンにしてコミュニケーション

ー前職は接客をされていましたが、介護の仕事で活かせている事はありますか?
人と話す事が多かったので、コミュニケーション力が一番活かせていますね。利用者様のご家族がいらっしゃる時は特に「接客スイッチ」がオンになり、ご家族に気持ちよく安心して帰っていただきたいという思いを持って対応しています。
以前、祖母が入所していた施設では職員の方が忙しそうで相談したり声をかけたりしにくい雰囲気を経験しました。仕事をする上で、自分のこの経験を忘れないように意識しています。
突発的なことがあっても広い視野を持てるようになりたい
ー介護の仕事をしてみて大変だなと感じることはありますか?
介護の仕事では、利用者様の発熱や嘔吐など、突発的なことも起きます。そんな時でも、広い視野を持って他の利用者様のことも気にかけながら対応しなければならない、ということが大変だなと感じます。まだ自分には余裕が足りず視野が狭くなってしまうので、もっと広い視野で周りを見れるようになりたいです。
利用者様一人ひとりに合ったケアを学び、信頼関係を築いていきたい
ー今後の目標を教えてください。
入社した当初、自分と話してもらえなかったり、食事介助に入った時も食べてもらえなかった利用者様がいました。元々少しこだわりをお持ちの方ではあったのですが、先輩や主任に相談をしながら、少しずつ時間をかけてコミュニケーションを取るようにして、信頼関係を築き、コミュニケーションも取れるようになった経験がありました。
利用者様一人ひとり、ケアや対応方法が異なることや信頼関係が大切なんだなと実感した経験でした。
これからも新しい利用者様が入所された時には、この経験を活かして、利用者様と信頼関係を築きながらその方に合ったケアやコミュニケーション方法などを学んでいきたいです。
また、できるだけ早く介護福祉士の資格も取得したいです!
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白ゆり介護メディア編集部
いかに白ゆりの魅力を伝えるかを常日頃考えている介護メディア担当です。
白ゆりの魅力と一緒に、介護職の皆さんのプラスになる知識やお悩みの解決につながる情報も発信しています。