報道取材で訪れた介護施設で、今度は介護職としてやりがいを感じる日々

報道現場のスタッフから介護職への大きなキャリアチェンジ

ー 前職について教えてください。

以前はテレビ業界の映像会社で、主に報道番組の現場に出るカメラアシスタント兼いわゆる「音声さん」と呼ばれるお仕事で、マイクやケーブルを持ってサポートしたり、機材の準備や後片付けを担当していました。
報道担当だったので、事故現場へ突発的に向かうこともありました。WBCのときには、深夜3時に出社して、スポーツバーの取材に行ったこともありました。不規則な勤務や体力勝負なことも多くて、職場の人間関係はとても良かったのですが、体力的に長くは続かないと感じ、転職を考えるようになりました。

ー これまでと全く異なる「介護職」という職種に興味を持ったきっかけは何でしたか？

もともとお年寄りが好きだったこともあるのですが、取材で介護施設を訪れた経験があったこと、将来、親や親せきが介護を必要とするようになったときに少しでも役に立てたらという思いもあり、「介護職」は頭の片隅にある選択肢でした。
そんな中で、人材紹介会社の担当の方から介護職の良い面・大変な面の両方を教えてもらったうえで、「やりがいがありそうだな」と感じ、介護職への転職を決めました。

未経験でも安心できた、白ゆりの手厚い研修とあたたかい職場環境

ー 数ある施設の中で、白ゆりを選んだ理由は？

白ゆりを含めて、3社の選考を受けましたが、職場見学をしたときに、パートの方が笑顔で話しかけてくれたことがとても印象的で、 「職場が明るくて楽しそうだな」と感じ、建物も大きく綺麗で安心感がありました。
また、 「白ゆりは未経験者への教育体制が整っている」という話を聞いたことや、給与面で一番良かったことが決め手でした。

ー 実際に入社して、教育体制はどうでしたか？

驚くくらいとても丁寧に教えてもらいました。私が所属しているグループホーム白ゆり新さっぽろでは、タイムスケジュールが細かく書かれた資料や、入居者様一人ひとりの特徴をまとめたシートまで用意されていて、仕事を覚えるのにとても助かりました。
ユニットリーダーや先輩方もよく声をかけてくださり、とてもあたたかい環境だなと感じています。

もちろん大変なこともある。でも達成感ややりがいも感じられる

ー 夜勤で大変だと感じることはどんなことですか？

夜勤が始まった頃は、全介助の方が多く、どちらかというと決まった時間にパッド交換をするなど、比較的流れに沿って動けていました。でも、数名の入居者様の入れ替わりがあり、ご自身で歩行できる方が増えてからは、夜勤中の排泄介助が重なることもあり、対応が少し大変になる場面もあります。
また、夜間に「帰りたい」という帰宅願望が出る入居者様の気持ちに対応するのは大変ですが、そのお気持ちに寄り添い傾聴するなどの対応をして、うまくお気持ちを切り替えていただけたときには、私自身、達成感とやりがいを感じます。

利用者様と心が通じ合えた瞬間の喜びやご家族からの嬉しいお言葉

ー 介護の仕事を始めて1年ちょっと。やりがいを感じた瞬間は？

介護の仕事をする前は、「認知症の方はすぐにすべて忘れてしまう」と勝手に思い込んでいたのですが、ある入居者様が、私の出身地を覚えていてくださっていたことがあり、驚きました。それと同時に、その瞬間、 心が通じ合えた気がして、嬉しさと深いやりがいを感じました。

また、終末期を迎えた入居者様が、ご家族と最期の時間を過ごすお手伝いをさせていただいたことがあります。その際、ご家族から「母がここで過ごしてくれてよかった」とお言葉を頂いたときは、これまでのケアが間違っていなかったんだなと感じられました。

資格を取得しながら、将来的には他の事業所でも経験を積んでいきたい。

ー 今後の目標はありますか？

まずは実務者研修を取得して、最短で介護福祉士の資格を取りたいと考えています。
今はグループホームで働いていますが、将来的にはショートステイやサービス付き高齢者向け住宅など、他の事業所でも働いてみて、それぞれの特徴ややりがい、大変さの違いなどを知りたいです。

ライフプレステージ白ゆり新さっぽろには複数の事業所が併設されているので、 同じ建物内で他の事業所も経験できるのは、魅力的だと感じています。

求人情報だけでは分からない雰囲気をぜひ一度見に来てください！

ー 最後に、介護職、白ゆりへの転職に興味を持っている方へメッセージをお願いします。

求人情報だけでは分からないことがたくさんあるので、まずは一度、職場見学に来てみてほしいです。
白ゆりは、わからないことがあってもすぐに聞ける環境があり、自分のペースで成長できる職場です。
私自身、未経験からのスタートでしたが、安心して働けています。少しでも興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。