介護のマメ知識
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高齢者向け!デイサービスのレクリエーションで出来る足を使ったゲーム10選

デイサービスでレクリエーションのなかでも「足を使う」ことはとても大切です。
下肢を使うことで筋力が維持・向上できたり、血流改善にもつながります。
それにより転倒予防になり、さらに手のようによく使う部分とは異なる刺激があるため、脳の活性化も期待できます。
「では、どんなプログラムがあるの?」という介護士の皆さんのために、この記事では足を使ったレクリエーションやゲームを10個ご紹介します。
運動機能や認知機能の維持・向上を目的としたレクを取り入れたいという方の参考になれば嬉しいです。
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目次
足を使った盛り上がるレクリエーション・ゲーム10選!
具体的にどんなレクやゲームがあり、何を用意し、どう進めていくのかなどをご紹介します。
デイサービスによって、ご利用者の人数や場所のスペースが異なると思います。
ここでご紹介した内容を、ぜひご自身の現場に合わせてアレンジしながらご活用ください。
足を使ったレクに共通する注意点
足を使ったレクを行うにあたり、以下の3つの注意点を事前に確認しておきましょう。
・レクを始める前に、準備運動の時間を設ける
・靴下や履き物(靴やサンダル、スリッパ)、会場の床材等に合わせて選択する
・利用者様のADLに合わせて、座って行うか・立って行うかを判断し、転倒に注意する
・椅子に座って行う場合は、行うレクの動作に合わせて、椅子の座面の高さ、肘置き有無、肘置きの高さや位置、背もたれ等の形状や安定性にも注意を払い準備する
・椅子に座っていても足を蹴り上げる動作などでずり落ちてしまう危険があるため転落に注意する
・利用者様の疲労の程度や盛り上がり具合によって実施時間を調整する
【関連記事】座ってできるレクリエーションの紹介はこちら
▶【高齢者向け】座ってできるレクリエーション11選!簡単で盛り上がるレクをご紹介
①ボールリレー
参加人数:5~10名
所要時間:約5分/1セット
用意するもの:ビーチボール(または小さめのバランスボール)
内容・進め方
横一列に並んで座り、足元にあるボールを隣の利用者様に蹴って渡していきます。
制限時間を決めて、時間内に端から端まで何往復したかをチームごとに競い、記録をホワイトボードに書きます。
実施のポイント
・ボールが蹴りやすいように、椅子の間隔を考て配置する
・チーム分けするときは、ボールの色を分けると分かりやすい
・強く蹴る方がいたら、スタッフが声掛けなど調整をする
②リズム体操
参加人数:3~10名
所要時間:約3~6分(1曲~2曲)
用意するもの:音楽プレーヤー
内容・進め方
BGMは利用者様が共通に知っているテンポの良い音楽をかけ、リズムに合わせて足踏みなどの体操を行います。
スタッフが前に立って、お手本を見せながら一緒に行うと効果的です。
ADLに合わせて、立ってするか座ってするかを考えましょう。
実施のポイント
・曲のなかでもテンポを変えて、バリエーションを持たせる
・足をなるべく前後左右に動かせるような内容にする
・足と一緒に、手や腕を使った体操で全身運動にするのも効果的
③足でジャンケンポン
参加人数:何人でも
所要時間:無理のない範囲で行う
用意するもの:なし(見てわかりやすいように足の型のイラストボードがあると良い)
内容・進め方
スタッフが見本を見せながら説明を行います。利用者様には椅子に座ったまま、足でジャンケンの動きを一緒に行っていただき、声を出しながら複数回練習します。
【足じゃんけんの型】
グー:両足をそろえて床につける
チョキ:片足ずつ前と後ろに伸ばす(交互に可)
パー:両足を広げる
「最初はグー」等で、一度ご利用者様の動作をそろえてから、「ジャンケンポン!」の掛け声とともに足を動かします。
スタッフとの、勝ち負けを競います。
実施のポイント
・靴は脱がなくても良い(勝ち負けは自己申告で)
・1対1の形式で行うときは「あっちむいてホイ」を加えても楽しい
・レクの前の準備運動として行うのも◎
④スリッパ飛ばし
参加人数:3~8名
所要時間:約15分
用意するもの:スリッパ、メジャー
内容・進め方
椅子に座ったまま、履いているスリッパをどれだけ遠くまで飛ばせるかを競います。
飛ばしたスリッパの地点に印をつけ、スタッフがメジャーなどで記録を測ります。
「1人3回」など、回数を決めて行いましょう。
実施のポイント
・他の利用者様のところや天井などにスリッパが飛んでいかないように注意する
・蹴るときに力を込めるので、椅子から転落しないようにサポートする
・落下地点に点数を書き、距離に応じた得点性にして合計ポイントを競うのも盛り上がる
⑤風船キックバレー
参加人数:3~8人
所要時間:約15分
用意するもの:風船(大きさ違い等をそろえても楽しい)
内容・進め方
椅子を円形に並べ、座りながら足を使って行う風船バレーボールです。
風船を地面に落とさずに何回ラリーできたか、記録します。
何チームかに分けられるようであれば、チーム戦も可能です。
実施ポイント
・レベルを上げたいときは、ネットなどを間に置いて対面で行う
・足を上げるのが難しい利用者様がいるときはスタッフが隣に座りフォロー
・スタッフは全体に目を配り、ときには「ボーナスお助け」として手や足で風船をアタックする
⑥キックカウント
参加人数:1~3人
所要時間:約5~10分
用意するもの:ビーチボール
内容・進め方
利用者様は椅子に座り、対面にスタッフが立ちます。
ビーチボールをスタッフが利用者様に向かって投げ、蹴り返してもらいます。
ラリーがどのくらいの回数出来たかを記録します。
実施ポイント
・片麻痺がない場合、出来るだけ交互の足で蹴ってもらう
・利用者様に無理がなければ、投げるペースを速めていく
⑦新聞紙丸めレース
参加人数:3~5人
所要時間:約10~20人
用意するもの:新聞紙
内容・進め方
椅子に座った状態で裸足になり、足(または足指)で新聞紙を丸めていき、制限時間内に丸められた個数を競います。
チーム戦でも、一人ずつのチャレンジでも可能です。
実施ポイント
・やってみると以外と難しいので、どのくらい丸めるかの基準は緩めに設定する
・足(足の指)の疲労具合に配慮して制限時間を調整する
・1人ずつ実施するのも良いが、数人で同時に行うとより盛り上がる
⑧足ボッチャ
参加人数:2~4人
所要時間:約15分
用意するもの:ビーチボール、テープ
内容・進め方
テープで床に「5点」「10点」など得点エリアを設置します。
利用者様のADLに合わせ、立って行うか座って行うかを決めます。
点数のエリアに向けてボールを蹴っていただき、止まったエリアの点数を記録し、数回実施して合計点数を競います。
実施ポイント
・「~点エリアを狙いましょう」など声掛けをすることで集中力がアップする
・蹴るときにバランスを崩しやすいので、必ず横にスタッフが付く
・ボーナスエリア(100点など)を用意すると、より盛り上がる
⑨足タッチゲーム
参加人数:2~4人
所要時間:約5分
用意するもの:色や言葉を書いたシート
内容・進め方
いくつかの色や、言葉(果物や乗り物の名前など)を書いた大きなシートの上に立っていただきます。
開始の合図とともに、利用者様はスタッフが指定した色や言葉の場所に移動します。
制限時間内に何個のマスに移動できたかを記録し、競います。
実施ポイント
・シートの滑り止め対策のために、シートの端をしっかりと貼って固定し、転倒しないようにスタッフが付く
・ヒートアップすると走る方もいるので、急ぎすぎないよう促す
・「赤・・と思いつつ青!」など、ときどきフェイクを入れると楽しい
⑩キックボーリング
参加人数:2~3人
所要時間:約15~20分
用意するもの:ビーチボール、テニスボール、ペットボトル
内容・進め方
少し離れたところにボーリングのようにペットボトルを並べます。
利用者様は椅子に座っていただき、蹴ったボールで並べたペットボトルを倒していきます。
何本倒れたかを記録し、チーム(または個人)ごとに競います。
実施ポイント
・ボールの大きさによってはピンが一度に全て倒れてしまうので、ボールの大きさやピンの間隔を考慮する
・何本かのペットボトル内に重りになるものを入れ、倒れにくくする
足を使ったレクリエーションの効果

高齢になると、筋力や認知面の低下がみられるようになります。
足腰の筋力が低下するとバランス感覚や柔軟性が低下して転倒リスクが高まります。
また、外出するのがおっくうになるので「閉じこもり状態」になる可能性もあるでしょう。
閉じこもりになると人との交流が少なくなり、刺激が減少して認知機能低下につながってしまいます。
そうしたリスクを軽減するため、足を使ったレクには以下のような効果があります。
下肢筋力の維持・向上、転倒予防
足を使うことで、下肢全体の筋力を鍛えることができます。
また、バランス感覚や歩行する能力の維持向上ができ、転倒予防につなげられます。
脳の活性化
足を使うレクは判断力・注意力・反応力などを必要とするため、脳に適度な刺激を与えます。
足を使うことは、いつもとは違う体と脳の動きになり、脳の活性化を促します。
血行促進
高齢者になると「足のむくみ」「足先の冷え」が顕著になります。
足を動かすと血流が良くなり、むくみや冷えの予防や解消につながります。
まとめ
高齢になると「転倒」「認知機能低下」のリスクが高まります。
足を使ったレクリエーションは、下肢筋力・認知機能の維持向上、足の冷えやむくみ防止にも効果的です。
また、椅子に座りながらできるプログラムも多く、転倒リスクを抑えながら行えるのも特徴です。
安全に取り組みやすいため、「これならできそうだ」と参加してくださる確率も上がるでしょう。
普段使うことの少ない足を意識的に動かすことで、脳にも良い刺激を与えてくれ、脳の活性化につながります。
他の利用者様と実施することで「楽しさ」「連帯感」を味わうことができるので、孤立感の解消にもなります。
今回の「足を使ったレク10選」を、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
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白ゆり介護メディア編集部
いかに白ゆりの魅力を伝えるかを常日頃考えている介護メディア担当です。
白ゆりの魅力と一緒に、介護職の皆さんのプラスになる知識やお悩みの解決につながる情報も発信しています。