働き方・しごと
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子育て中でも続けられる。提案してくれた働き方で、生活相談員として土台をつくる

デイサービスセンター白ゆり北20条で、生活相談員として活躍するI・Sさん。介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員の3つの資格を持ち、全国各地での勤務経験を経て、現在は時短正社員として仕事と子育てを両立しています。
今回は、介護の世界に入ったきっかけから、さまざまな職場で培ってきた経験、そして白ゆりで見つけた「自分らしい働き方」についてお話を伺いました。
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映画のワンシーンが背中を押した。祖母のために介護の道へ
ー 介護の仕事に興味を持ったきっかけを教えてください。
大学進学を考えていたとき、「目的を持って行くなら」という親の言葉もあって、「やりたいことって何だろう」と真剣に考えていました。
そのときたまたま見ていた映画で、祖母を助けたいという思いからお医者さんを目指す主人公の話があって。「お医者さんは難しいけど、お世話のお手伝いならできるかもしれない」と思ったんです。介護の知識があれば、離れて暮らす祖母が困ったときにも力になれると感じ、介護を学べる大学へ進学することにしました。
ー 介護を始めた頃はどのような気持ちで働いていましたか?
最初の数年は、介護の技術を覚えることや社会人としての振る舞いを身につけることで精一杯でした。「こういう介護をしたい」というビジョンよりも、目の前のことをとりあえずこなしていた感じです。でも今思えば、その経験の積み重ねが今の自分の判断力や対応力につながっているなと感じています。
ー その後のご経歴を教えていただけますか?
大学卒業後は病院で勤務し、その後ナーシングホームへ異動しました。家族のことで一度離職した時期に社会福祉士の資格を取得して、札幌のデイサービスで生活相談員として3年ほど働きました。その後、結婚を機に福岡・東京と移り住みながら有料老人ホームなどで経験を積み、7年ほど前に札幌へ戻ってきました。結婚や転勤、家族の状況に合わせて各地を転々としながら、気づけば19年が経っていましたね。
各地を渡り歩いて気づいた。「その人の背景を見る」大切さ

ー 各地でのご経験が、今の仕事に活きていると感じることはありますか?
各地で働くと、土地によって人の気質や価値観が全然違うことを実感しました。福岡では自分の考えをはっきり持っている方が多くて、職場でも活発に意見を出し合う雰囲気があったり、東京ではさまざまな背景を持つ方が集まっていたり。利用者様との関わりでも、北海道の高齢者の方とはまた違う雰囲気を感じることがありました。
その経験から、「その人がどんな土地でどんな暮らしをしてきたか」という背景を意識して関わるようになりました。一人ひとりの背景をしっかり見ないと、本当の意味での会話や支援はできないなと。これはいろいろな場所で働いたからこそ気づけたことだと思っています。
ー 病院、施設、デイサービスと、さまざまな形態での勤務経験がありますが、それぞれの違いはどう感じましたか?
施設ごとに「ゴール」が違うなと感じました。当時勤務していた病院は介護入院の方が多く、家に帰るわけでも施設に入るわけでもなく、そこで何年も過ごされる方がいる時代でした。有料老人ホームでは「ここが家」という意識で、いかに満足度を高めるかが大切になる。デイサービスは利用者様が自宅から通ってくるので、「家での生活を続けていただくために、ここで何を担うか」という視点が求められます。同じ介護でも、目指す方向によって関わり方がまったく変わることを、経験を通じて学んできました。
2つの窓口から“おすすめ”された安心感が決め手に
ー 白ゆりへの入社のきっかけを教えてください。
子どもの保育園入園が決まり、4月から仕事を始めなければいけないタイミングで、ハローワークで求人を探していたところ白ゆりを紹介され応募しました。その後、子育て中の方を対象にした就労支援窓口に相談に行った際にも「白ゆりさんはいいですよ」と勧めていただいて。2つのところからおすすめされたので、「それなら大丈夫だな」と安心感がありました。自宅から近かったことも、決め手のひとつです。
ー 入社前と実際に働いてみてのギャップはありましたか?
面接のときに施設を見せていただいて、明るい雰囲気だなという印象を持ちました。実際に働いてみても、職員の皆さんが話しやすく、穏やかに過ごせる環境だと感じました。大きなギャップはありませんでしたね。
パートから時短正社員へ。白ゆりが提案してくれた「私に合った」働き方
ー 現在は時短正社員として働かれているとのことですが、その経緯を教えていただけますか?
最初は9時〜17時のパートとして入社しました。入社後、仕事の内容が正社員と大きく変わらないということもあって、「正社員になりませんか」とお声がけいただいたんです。その際、「時短の正社員という形もあるよ」と提案していただいて、それならと時短正社員として働くことになりました。
以前の職場では、育休明けの復帰に際して朝早くから夕方遅くまでの勤務や送迎業務への参加を求められ、子どもが小さい中ではどうしても難しく、退職せざるを得ませんでした。だからこそ、白ゆりが柔軟に働き方を提案してくれたことは、本当にありがたかったです。
取得した3つの資格と、そこから生まれた責任感
ー 介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員の3つの資格をお持ちですが、それぞれ取得された経緯を教えてください。
介護福祉士は大学の卒業と同時に取得しました。社会福祉士は、家族に付き添って一度離職した時期に、親から「この機会に勉強してみたら?」と勧めてもらい、その期間に集中して勉強し、取得しました。
介護支援専門員(ケアマネジャー)は、福岡で勤めていた有料老人ホームが資格取得のバックアップ体制がしっかり整えられていたこともあり挑戦しました。職場の仲間も一緒に受けていたので、励まし合いながら勉強しましたね。それぞれ、タイミングよく「ぽかっと時間が空いた」ことと、周囲のサポートがあったからこそ取得できたと思っています。
ー 資格取得によって、ご自身の意識に変化はありましたか?
やはり3つの資格を持っているというだけで「すごいですね!」と言っていただくことがあります。でも、それに見合う働き方をしなければという責任感は常に感じています。コツコツ勉強しながら資格を目指している方もいる中で、恥ずかしくない仕事をしていきたいという気持ちは強くなりましたね。
「土台をつくる」ような仕事。生活相談員という役割とやりがい

ー 生活相談員の役割について教えていただけますか?
利用者様、ご家族、ケアマネジャー、介護職員など、デイサービスに関わるすべての方をつなぐのが相談員の役割だと思っています。契約や書類の整備、利用者様の支援の方針を職員へ伝えること、困りごとが起きたときの調整など、利用者様がデイサービスで安心して過ごしていただくための「一番の基盤」をつくる仕事です。建物でいうと、土台を作って、メンテナンスして…みたいな感じでしょうか。
ー 生活相談員としてのやりがいを感じる瞬間を教えてください。
デイサービスに通い始めてから「生活に潤いが出てきた」「以前より元気になった」といったご家族の声をいただくことがあります。直接介助を行っているのは介護職員の皆さんですが、私自身も直接的な介護以外の部分で関わる中で、利用者様のご自宅での生活がより良いものになっていると感じられるときに、やりがいを実感します。
ー 難しさや責任を感じる瞬間はありますか?
相談員はデイサービスの窓口のような役割が大きいので、自分の伝え方ひとつで、職員の頑張りがご家族にうまく届かなかったり、逆にご家族の思いが職員に伝わらなかったりすることもあります。良くなるも悪くなるも、自分の動き方次第で変わってくる部分が大きいと感じているので、そこは常に意識しながら仕事をしています。
ー 仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
どんなに経験を積んでいても、「この人はどう考えているのかな」と一度立ち止まって考えることを大切にしています。忙しいと自分の経験や判断を優先しがちになりますが、関わる人それぞれに違う考え方や背景があるので、そこを忘れずにいたいと思っています。まだまだ修行中ですが、そういう姿勢を持ち続けることが大事だと感じています。
ー 利用者様やご家族との印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
在宅での生活を続けるために長く調整を重ねてきた利用者様が、ようやく落ち着いて過ごせるようになり「やっとこれからだね」とお伝えできた矢先に、転倒や体調の変化で通所が終わってしまったことがありました。どうしようもないとわかっていても、通所サービスならではの歯がゆさを感じた出来事でした。だからこそ、1つひとつ丁寧に関わり続けることが大切だと改めて感じています。住み慣れた家から通い続けられる日々が、利用者様にとっていかに大切なものかを、この仕事を通じて実感しています。
「愉快な仲間たち」が集まる!北20条の職場の雰囲気

ー デイサービスセンター白ゆり北20条の職場の雰囲気はいかがですか?
「愉快な仲間たち」という言葉がぴったりで、みんな明るくいい意味で個性豊かな職場です(笑)。意見を出しやすい雰囲気があって、「こうしたらいいんじゃないか」という話をみんなで気兼ねなく出し合えます。管理者も含めて相談しやすく、話しやすい環境だと感じています。
ー 新人職員が感じやすい「最初の壁」があるとしたら、どんなことでしょうか?
デイサービスは、入所施設と比べると「場を盛り上げる」「大きな声で元気に関わる」という場面が多いので、初めてデイサービスで働く方はその点で戸惑うこともあるかもしれません。でも、「恥ずかしい気持ち」と「利用者様に楽しく過ごしてもらいたい気持ち」、どちらを大切にするかを考えたら、自然と答えは出てくると思います。一度やってしまえば慣れるものですし、職員が暗い顔をしていると利用者様を心配させてしまうこともありますから、元気に明るく関わることは利用者様のためでもあるんですよね。
職場を出ると、母親スイッチが入る。子育てとの両立で見つけたバランス
ー 子育てと仕事の両立において、職場のサポートはいかがですか?
子どもがまだ小さいので、急な休みや早退が必要になることもあります。でも、「お互い様」という雰囲気が自然と根付いていて、子育て中の職員への理解がある職場だと感じています。以前の職場では休む際に気を遣って気持ちが重くなることもありましたが、今の職場では「休みます、でも戻ったら精一杯頑張ります!」と気持ちよく切り替えられています。こういう環境で働けていることに、本当に感謝しています。
ー 仕事とプライベートのメリハリはどのようにつけていますか?
意識して切り替えようとしなくても、職場を出ると自然と「母親モード」になるんですよね(笑)。お迎えに行って、ご飯を作って…と動いているうちに、仕事のことはいったん頭から離れていきます。子どもと一緒にウィンドウショッピングに出かけたり、外でのんびり過ごしたりすることが、一番のリフレッシュになっています。
ー 今後の目標はありますか?
来年、子どもが小学校に上がるので、また生活環境が変わります。仕事も家のことも、どちらの環境が変わっても変わらず続けていけるように、まずはそれを目標にしています。大きなことよりも、今の生活をしっかり続けていくことが、今の私には一番大事なことかなと思っています。
無理をしすぎない働き方を、少しずつ見つけていく
ー 生活相談員を目指している方へ、経験者としてアドバイスをいただけますか?
書類仕事も多くて大変そうというイメージがあるかもしれませんが、デイサービスセンター白ゆり北20条に関しては管理者(兼相談員)と役割を分担しながら進めることができる環境なので、実際、私もなんとかやっていけています。現場での介助とは違う形で利用者様の生活を支えているという実感は、相談員になって初めてわかるものがあります。「やってみないとわからない」という部分も大きいので、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。
ー 仕事と家庭の両立に不安を感じている方へ、一言いただけますか?
子育てしながら働くのは、誰だって大変だと思います。全部をきっちりやろうとすると疲れてしまうので、「ここは少し手を抜いてもいいかな」という自分なりのラインを、少しずつ見つけていくことが大切かなと思います。最初は難しくても、周りに助けてもらいながらやっていくうちに、意外となんとかなります。仕事も家のことも、どちらも楽しくやっていける職場だと思っているので、安心して来てほしいです。
ー 最後に、白ゆりへの入社を検討している方へ一言お願いします。
いろいろな職場を経験してきましたが、白ゆりは職員同士のコミュニケーションが取りやすく、何かあったときにきちんと対応してもらえるという安心感があります。悩んでいるよりも、まず見学に来てみてください。文章や説明だけでは伝わらない雰囲気が、実際に来てみるとわかると思います。ぜひ自分の目で確かめてみてください!
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白ゆり介護メディア編集部
いかに白ゆりの魅力を伝えるかを常日頃考えている介護メディア担当です。
白ゆりの魅力と一緒に、介護職の皆さんのプラスになる知識やお悩みの解決につながる情報も発信しています。