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育児に合わせて働き方を変えながら、ICT担当へ。介護職として前に進み続ける道のり

育児に合わせて働き方を変えながら、ICT担当へ。介護職として前に進み続ける道のり

ヘルパーステーション白ゆり新さっぽろで介護職員として活躍するA・Nさん。
弟の影響で介護の道へ進み、デイサービスでのキャリアを経て、介護職として28年以上歩んできました。
子育てに合わせて働き方を変えながら、現在は正社員としてICT導入担当も担うA・Nさんに、介護との向き合い方や白ゆりで働く魅力を伺いました。

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弟の存在が、介護の道へ進むきっかけになった

私の弟が脳性麻痺で、小さい頃から療育センターなどに一緒についていくことが多かったんです。そこでそういった子どもたちと触れ合ううちに、中学2年生の頃には「こういう道に進みたい」と思うようになっていました。

その後専門学校に進み、実習を重ねる中で高齢者の方に関わりたいという気持ちが強くなっていきました。

介護保険が始まる前と後で、介護の質はずいぶん変わりました。昔は寝たきりの方が多いイメージでしたが、今は片麻痺があっても車椅子で自分らしく生活されている方がたくさんいます。

リハビリも充実して、ケアマネジャーを通じてその人に必要なプランがしっかり立てられるようになってきたと感じます。介護がいい方向に向かっていることを現場でいつも実感していますね。

 「職員の対応が良かった」夫の言葉と見学が背中を押した

デイサービスで長くキャリアを積んできましたが、職場環境の変化で勤務形態が大きく変わり、早番をこなした後に夜勤に入るような日々が続くようになりました。当時子どもはまだ保育園に通っていて、送迎にも間に合わない状況が続き、このままでは家庭も仕事も立ち行かなくなると感じたことが転職を考えたきっかけです。

近場で、生活と両立できる職場を探していた時に、夫がケアマネジャーとして担当していた利用者様が白ゆりのショートステイを利用していて、そこの職員の対応がとても良かったという話を聞いていたんです。施設見学の機会があったので実際に自分の目で確かめて、「ここで働きたい!」と思って応募しました。

デイサービスで働いていた頃、利用者様から在宅での悩みを伺う機会が多くありました。ただ、関われるのは「来ている時間」だけで、ご自宅での生活までは支援できないことにもどかしさを感じていました。

いつか在宅の場面でも関わりたいと思っていた中で、白ゆりにヘルパーステーションがあることを知りました。グループ内で事業所間の異動が可能な体制がある点にも安心感があり、挑戦したいという気持ちからヘルパーステーションへの入職を決めました。

ギャップはすごく大きかったですね。デイサービスでは、みんなで楽しく過ごして「じゃあまたね」と一日が流れていく感覚でしたが、ヘルパーステーションに初めて勤めた時は、自分がどう動けばいいのか本当に戸惑いました。

例えばお風呂に関しても、デイサービスでは次々に対応していましたが、ヘルパーステーションでは1時間の中で一人の方にサービスを提供するため、時間の流れがとても長く感じられました。常にバタバタして時間が足りなかったデイサービスとのギャップに、慣れるまでしばらく悩んでいました。

職場の理解があったから続けられた、子育てと仕事の両立

白ゆりに入社当初は正社員として働いていましたが、子どもの生活リズムに合わせて働き方を見直すことになりました。ダブルワークをしていた時期もあったのですが、やはり両立は難しくて。子どもに相談したところ、「帰ってきた時に家にいてほしい」と言われたことがあって、その一言で働き方を改めて考えるようになりました。

通常の勤務だと子どもが帰ってくる時間に間に合わない状況でしたが、職場に相談したところ、6時から15時までの勤務を新たに調整していただけました。朝は大変でしたが、夫の協力もあり、その働き方を長く続けることができました。

子どもの1週間の予定をしっかり把握して、体調管理には気をつけていました。朝6時からの勤務だったので、私が休むと他の方に大きく迷惑をかけてしまう。だからこそ、前日から体調が心配な時は早めに相談して、調整できるよう動くようにしていましたね。

上の子が遠方に進学することになり、経済的なことも含めて色々と考えました。下の子どもたちも大きくなってきたタイミングだったので、子どもたちにも相談して「頑張れる」という言葉をもらって、正社員に戻ることを決めました。

「その人の人生の最後まで」。ヘルパーステーションで感じるやりがい

利用者様と会話をするA・Nさんの様子

デイサービスは「来ている時間」だけの関わりでしたが、ヘルパーステーションでは朝起きてから寝るまでの生活全体を支援させていただいています。看取りまで携わることができるので、その方の人生の最後まで見届けられる。そこに、これまでにないやりがいを感じています。

同時に、28年介護を続けてきた自分でも、まだまだ学ばなければならないことがたくさんあるなと感じます。看取りケアや、その方らしい最期の迎え方にどう寄り添うかなど、もっと力をつけていきたいと思っています。

その方のご自宅にあるものを使ってサービスを提供する必要があるため、どこに何があるかを把握するのが最初は大変でした。勝手に引き出しなどを開けることはできないので、不信感を与えないよう自然に覚えていく難しさがあります。

また、関われる時間が限られているため、ゆっくり会話をすることが難しく、その方を知るまでに時間がかかると感じました。デイサービスでは、何かをしながら会話すること自体が中心だったので、その違いも大きく感じましたね。

食事が終わった後、どの方から先にお部屋へお連れするかの判断に、最初は迷いました。お一人おひとりのケアにかかる時間が異なるため、状況を見ながら動くことは、慣れるまで戸惑う部分だと思います。

また、教える人によって教え方が変わる難しさも感じています。私が新人の頃は、困ったことを一人の先輩に相談できる環境があり、それが大きな支えになっていました。何がわからないのかを整理しながら話せる相手がいることで、安心して仕事に向き合えていたと感じています。

未経験の方ほど「何がわからないかわからない」状態になりやすいからこそ、寄り添って一緒に整理していける関わりが大切だと思っています。

夜勤前は、子どもたちが次の日困らないよう、ご飯の支度や洗濯を済ませてからホワイトボードに翌日の予定や確認事項を書いておくようにしていました。宿題をやったかどうかなど、子どもたち自身でチェックできるようにしたり。

夜勤明けは疲れてすぐ横になりたいのですが、なかなか眠れないので、洗濯など家のことを片付けてから、お腹いっぱい食べて眠気が来たタイミングで子どもたちが帰ってくるまでの時間に少し昼寝する、というのがパターンになっていました。

利用者様に「しっかりしなさい」と励まされた日

白ゆりに入る前、デイサービスに入ったばかりの20代の頃の話になるのですが、中度の認知症で会話がなかなか成立しない利用者様がいらっしゃいました。その方がある日突然「どうした、こっちにおいで」と声をかけてくれて、頭を撫でながら「しっかりしなさい」と励ましてくれたんです。

当時は入りたての頃で色々と気持ちが揺れていた時期だったので、きっと私の表情が暗かったんだと思います。たとえ認知症の症状があったとしても、ちゃんと見てくれているんだと感じて、「しっかりしなきゃ」と思わせてもらったエピソードです。今でも忘れられません。

心配性だからこそ、慎重に。それが丁寧なケアにつながっている

すごく心配性で、わからないことがあるとずっと不安が続いてしまうタイプなんです。だから、わかることはとにかく調べて安心しようとします。薬の効果なども気になれば調べますし、慎重に動く姿勢がケアにも活きているかなとは思います。

緊張してパニックになりそうな時でも、平常心を保つことを意識しています。焦った状態では大きな失敗につながりやすいので、自分がいっぱいいっぱいになっている時こそ、深呼吸して気持ちを落ち着けてから動くようにしています。

とにかく自分のしたいことをするようにしています。溜まったドラマや映画を見るのが好きで、気がついたら朝まで見ていることもあります。あとは、子どもたちの合唱や発表会の映像を携帯に入れていて、それを見て感動すると気持ちがリセットされるんです。感動して泣くとすっきりする、というのは昔からそうなんですよね(笑)。

ICT導入で変わる現場。でも「人の感覚」も大切にしたい

ライフプレステージ白ゆり新さっぽろ外観
ライフプレステージ白ゆり新さっぽろ

機械にはあまり詳しくないので、最初は「自分にできるかな」という不安が正直ありました。みんなに伝えていかなきゃいけない立場でもあって、それだけ責任を感じています。


スマートフォンを使って、実際にベッドの下に機器を置いて試す機会があったのですが、カメラの映像がとても鮮明で驚きました。

睡眠の状態やトイレの様子、1週間の生活リズムなど、これまで把握しきれなかった細かな情報も確認できると聞いて、「より細やかなケアにつながるのでは」と感じました。

例えばコールが鳴った際も、以前はすぐに駆けつけて状況を確認する必要がありましたが、事前にお部屋の様子を把握できれば、より落ち着いて対応できると感じました。

ただ、最終的に動くのは人なので、機械に頼りきりにならないことも大切だと感じています。状況によっては優先順位の判断に迷う場面も出てくると思いますし、これまでの経験で培ってきた感覚も大切にしていきたいです。

ICTをうまく取り入れながら、自分の感覚も活かして、その先を見越したケアができるようになれたら理想ですね。

※インタビュー時点では未導入のため、試験的な体験に基づく内容です。

挨拶が根づいた職場。助け合いながら働ける雰囲気

入って間もない頃は、年上の方が多く同年代が少なかったこともあり、正直馴染めるか不安でした。
でも、人の観察が好きな性格なので、その人のことを理解しながら自分なりに関係を築いていきました。また、当時のOJT担当の方がとても親身に話を聞いてくださり、その存在に救われましたね。

今では周りの先輩も話しやすく、仕事のことも気軽に相談できる環境です。
職員同士で助け合いながら働けていると感じますし、入居者様への挨拶も職員間の挨拶もしっかりしていて、そこが白ゆりの良いところだと思っています。 

サービス付き高齢者住宅として、定期巡回や訪問介護も含めて、その方の生活に合わせた介護をトータルで支援できるところだと思います。

病院に入院されたり、退去されるケースもありますが、「ここで最後まで過ごしたい」という方の人生に、最後まで寄り添えるというのはなかなかない環境だと感じています。この場所だからこそできるケアがあると思っています。

正社員として、そしてICT担当として。これからの目標

大きな挑戦というよりは、まず今の仕事をしっかり覚えることが一番です。パートの頃は少し後ろに下がっていた部分もあったのですが、正社員になった今は、主任が不在の時の対応や、ご家族との連絡、業者さんとのやり取りなど、一日全体を把握して動けるようになりたいと思っています。

それからICTの導入が進んだ際には、利用者様の生活がより安定して、職員の働き方も見直せるような活用ができればと考えています。入居者様にとっても、ケアをする職員にとっても、より良い環境をつくることに貢献できたら嬉しいですね。

子育て中の方・キャリアアップ・入社を考えている方へ

ヘルパーステーション白ゆり新さっぽろは、子育てを経験してきた先輩が本当に多くて、アドバイスも自然にもらえるし、急な対応にも理解してくれる環境です。申し訳ないなと思う気持ちも出てくるとは思いますが、仕事で恩返しできればいいと思っています。本当に助け合いながら働けるので、興味があればぜひ飛び込んできてほしいです。

パートと正社員では仕事の幅が変わります。でも、フォローしてもらえる環境があるので、不安なことがあっても一人で抱え込まなくて大丈夫です。正社員でないとなかなか経験できないことも多くあって、ICTの導入担当を任せてもらえたことも、そのひとつです。色々なことが自信にもつながっていくので、ぜひ前向きに考えてみてほしいです。

職員同士がしっかり挨拶できる職場って、当たり前のようでなかなかないと思うんですよね。白ゆりはそこがしっかりしていて、本当に働きやすい環境だと感じています。勤務の相談にも柔軟に対応してもらえますし、未経験でもやる気があれば大丈夫です。

どんなに介護の経験があっても、その職場もその利用者様も初めてなので、みんな最初は同じスタートライン。素直に聞いていけば、ちゃんと教えてもらえます。ぜひ安心して来てください!

編集後記

今回は、ヘルパーステーション白ゆり新さっぽろで活躍するA・Nさんにお話を伺いました。弟との経験をきっかけに介護の道へ進み、子育てや職場環境の変化に合わせながら28年以上介護を続けてきたA・Nさん。その歩みからは、自分らしい働き方を大切にしながら前に進み続ける姿勢が伝わってきました。

応募するか迷っている方も、まずは職場見学へ

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白ゆり介護メディア編集部

いかに白ゆりの魅力を伝えるかを常日頃考えている介護メディア担当です。
白ゆりの魅力と一緒に、介護職の皆さんのプラスになる知識やお悩みの解決につながる情報も発信しています。

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